資産1000万を達成するとどうなる?5つの変化

藤本です。
昨今の株高の影響もあり、先日資産1000万を達成した。

マネーフォワードME より

(この画像だけでは何の証拠にもならないが…)

今回は資産が1000万を超えて私が感じた変化をまとめてみようと思う。

目次

生活は変わらない

資産が1000万になったからといって、残念ながら普段の生活は変わらない。
特別収入が多いわけではないのに若いうちに1000万を達成する私のようなタイプの人の場合は、倹約家であることがほぼ必須条件である。
その生活が変わらないということだから、つまり周りから見ればかなり質素な生活をしていると思われるだろう。

「無駄なお金を使わないからここまで来られた」
「これを継続してさらに資産を拡大したい」


というマインドが、貯金を頑張ろうと思った当初の

「お金持ちになって、好きな洋服をたくさん買いたい!」
「〇〇円貯まったら、海外旅行にいっぱい行きたい!」

という気持ちよりも圧倒的に強い。

1000万達成したからといって、急に資産が1000万増えたわけではない。
先月の自分は900数十万円だったし、半年前は800数十万円だったわけだ。

「資産いくらになったら生活が変わる」といった考え方は幻想にすぎない

将来へのワクワク感が高まる

明るい話もしておきたい。

私の場合は現在の26歳で1000万貯まったことになる。
単純計算でいくと、30歳までには2000万、40歳までには5000万は達成できそうだな、という期待ができる(あくまで期待である)。

そう考えるとどうだろうか。
今の仕事がうまくいかなくなったり、体を壊して働けなくなってもしばらくは大丈夫だな、という安心感が生まれる。

さらに仕事面で言えば、多少給料を落としてでも、自分が本当にやりたいことをやる、という選択肢も見えてくるのではないだろうか。

私の場合は、小さい頃から洋服が好きで、当時はアパレル系への就職も考えたほどだった。
紆余曲折あって結局はIT系の企業でシステムエンジニアとして働いているわけだが、給与面の条件を忘れることができるのであれば、そのうち当時の夢をもう一度追いかけてみるのもありなのではないか。自分のお店を持って、好きな洋服に囲まれながら細々と生活してく。なんてことを考えるだけでワクワクするわけだ

FIREや早期退職に興味がある人であれば、1000万はFIRE達成がかなり現実的な視野に入ってくるタイミングの一つだと思う(もちろん年齢にもよるが)。まずは一つの大きな壁をクリアしたことになるので、仕事をやめて悠々自適な生活をする将来にワクワクすることもできるだろう。

ちなみに私は働くことが好きなので、FIREには全く興味がない。

お金で幸せは直接買えないことに気づく

悲しいが、これは事実である。

お金がない頃は、

「お金さえあれば幸せになれる。」
「だって、お金で何でも買えるから」

と思っていたが、当然お金で幸せを直接買うことはできない。

何か間になる物やサービスを買うことで、間接的に幸せを手に入れるわけだ。

となると、「自分は何にお金を使えば幸せになれるか」
さらに言うと、「自分は何をしている時が幸せなのか」
が重要であり、それを模索していく必要があることに気づく。

そしてその模索の結果、多くの場合はそれに大してお金がかからないということに気づく

例えばそれは、
「好きな人に囲まれて生活しているとき」
「好きなことに没頭しているとき」
「目標に向かって努力して、達成したとき」
など、お金持ちほど自分の幸せにお金がかからないことが多い。

ただしそれに気付けるのは、ある程度お金を手にした人だけだという、何とも皮肉な世界である

ただお金を持っているだけ、欲しいものを買うだけの人生は、きっとつまらないと今なら予想できる。
これはお金がなかった頃は想像もつかなかったことだ。

「とりあえず買ってみる」ができるようになる

前述の通り、
「どうやって貯めるか」よりも。
「どう使うか」にフォーカスするようになった。

これまではまずは資産を作るために、「迷ったら買わない」というのが基本だった。
しかし今は「とりあえず買ってみる」ようにしている。

なぜならそこに。「幸せになるためのヒント」があるかもしれないから。

「お金を貯めて不安をなくしたい」というマイナス→ゼロのマインドから、
幸せなお金の使い方をしたい」というゼロ→プラスのマインドへ変化してきているということだ。

(もちろん、無駄なものは買わないし、購入までの比較・検討はこれまで通りじっくり行っている。)

最近でいうと私は、「パキラ」という観葉植物を購入した。
今までの私であれば、「植物なんて家にあっても何の意味もない。水やりなどお手入れに時間もとられる」という思考だったと思う。
しかしそれも、結果的に無駄だったと思う可能性も考慮した上で、いいものかもしれないと思ったら一旦買うことができる。
実際買って育ててみると、部屋の雰囲気はよくなるし、日々すくすくと成長しいていく姿を見ているのが非常に楽しい。面倒だと思っていたお手入れも、ペットを育てているような気持ちなので全然苦にならない。

こういった小さな幸せを手に入れるためにお金を使えるようになったのは、一つ大きな変化だろう。

まだまだ心は豊かにならない

1000万と聞くと大金のように聞こえるが、たかが1000万。
高級車1台で吹き飛ぶような金額だし、生活費が200万でも5年しか生きられない。

完全に人生上がったレベルでお金を持っている人のような、周りのことはもう何も気にならない。お金の悩みは全くない。という次元にはまだまだ程遠い。

正直周りを少し下に見てしまっている部分はあるし、優越感も感じる。
今こんな記事を書いてしまっているくらいだ。

「精神的にゆとりが出てくる」
「周りに優しくなる」

といったことは今のところなさそうだ。

これに関しては私の未熟さの部分が大きいが…

ポイントは、1000万は通過点であるということ。
ここで気を抜いて浪費をたくさんするようになったりしていてはいけない。

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この記事を書いた人

都内のIT企業に勤める20代の平凡なサラリーマン。
節約・貯金が得意。
映画、読書、サウナが好き。
たまに有益な情報を書きます。

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