【思想】目が悪いことは、いいこと

"COROBUZZ"から引用 

そんなわけはない。
ただこういう考え方もできないだろうか?そこに一石を投じてみたい。

私は大学に入ったあたりから目が悪くなった。
それから間も無くしてコンタクトレンズを導入し、その後は気分でメガネとコンタクトを行ったり来たりしながら10年近くが経とうとしているわけだ。ちなみに現在はハードのコンタクトを愛用している。
暗いところでゲームをしていたからか、はたまた受験勉強の影響か、原因は考えればいくらでもありそうだったが、恐らく遺伝の部分が一番大きいだろう。
顔を知っている私の親族は漏れなく目が悪かった。

目が悪いというのは、「悪い」わけだから当然デメリットがたくさんある。
めんどくさいとか、お金がかかるといったようなことだ。

確かにここには納得だ。
毎朝コンタクトを装着する時間、外す時間(特にコンタクトデビューしたての時期は、これほどめんどくさいことがあるのかと思ったほどだった)。
メガネもしばらく使っていると曇ったり汚れたり、また裸眼の時に比べて視野が狭いのでスポーツするときにパフォーマンスが落ちたりとこれはこれでめんどくさい。

そしてお金の部分に関しても認めざるを得ない。
一番お金がかかるワンデーのコンタクトレンズの場合は、年間で6万円もかかるそうだ。
これはかなり痛い出費であることに間違いない。

この「悪い」から脱却するために、最近ではレーシックやICLといった手術を受ける人も多い。
ただこれにも20万〜50万(レーシックかICLかでかなり違うようだ)もかかるそうだ。
毎日のめんどくささからは解放されるが、これもやはり金がかかる。

そう、やはり目が悪いことは、「悪い」ことしかないのか。
私はそうは思っていない。

裸眼の時に見えている景色、皆さんにはどう見えているだろうか。
私は、「幻想的で美しい」と思っている。
嘘ではない。

もちろん目が悪くなって初期の頃は、「不便だ」という気持ちしかなかった。
しかしある日、どうも目がゴロゴロするのでコンタクトを外してしまったことがあった。
その状態で夜道を歩いたら、あたりはぼやっとして、車のライトや街灯が抽象化されて光の玉のように見えた
これが非常に幻想的で美しいと感じたのだ
それからというもの私は時々メガネで外出し、時々外してこの感覚を楽しんだり、メガネを少しずらして、レンズ越しの景色と直接見る景色のコントラストを楽しんだりしている。

また裸眼の時は頭の中も抽象度が上がり、深い思考ができるようになる
余計なものが目に入らないから、考えたいことに集中できるのだ。
なので悩んだりしたときは裸眼でベランダに出て、タバコでも吸いながら今後の人生や生き方について思考するというわけだ。

そして何より、このモードは目が悪い人のみが持つ特権であるということだ。
目が悪い我々はメガネをかけたりコンタクトをつけたりすることで、目が良い人と同様の視力は手に入る。
一方で目がいい人はこの幻想的な景色や、抽象的な世界を見たくても見ることができない。

つまり目が悪いのは良いことなのである!!!(迫真)

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この記事を書いた人

都内のIT企業に勤める20代の平凡なサラリーマン。
節約・貯金が得意。
映画、読書、サウナが好き。
たまに有益な情報を書きます。

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