インターンシップに参加した

写真:Shutterstock/アフロ

インターンシップに参加した。
参加?
私は社会人なので、学生としてではなく運営側として参加した。
参加じゃないかこの場合・・・

インターンの内容は詳細は話せないが、まあよくあるグループディスカッションを通してその会社の仕事を知ろう的なやつ。
会社側の裏目的は学生の早期囲い込み。
これ自体に意味があるのかはわからないが、他の企業がやっている以上やらざるを得ないらしい。

一応行っておくが、私は人事部の人間ではない。
現場の仕事を知ってもらうにあたって、実際に現場の人間として呼ばれているだけである。

で、私の役割はそのグループに入ってディスカッションのサポートをしてあげるアドバイザー的な立ち位置。
これ自体は意外と楽しい。学生のピュアな視点は我々は持っていなかったりするし、切り口が斬新でむしろ勉強させてもらっているような気分になる。
…というのは建前で、実際は若い子たちと話せるのが楽しいだけである。

そして私がいつも気になるのは、学生の方の参加目的だ。
インターンに参加するにも書類選考をしているので、その志望動機を眺めていると、
「インターンを通して、御社の仕事を理解したい」
的なものがほとんど。でこれは建前。
本音は、
「インターンに参加していると本選考で有利になる。」とか、
「早期選考のルートに乗れる。」
的なことだと思う。
そしてこれは大方事実っぽい。

となると、両者の本音の目的は一致しているのでは???
企業側は、「優秀な学生を早めに囲い込みたいのでやってます。早期選考で入社したかったら頑張ってアピールしてください」
学生側は、「インターンに参加すると早期選考に乗れて有利だと聞いたので参加したいです。」
で何ら問題ないのではないだろうか。

第一、会社のことを知ってもらいたいのであれば会社説明会を開催したりホームページを充実させたりすればよいのであり、会社のことを知りたいのであれば会社説明会に参加したりホームページを見ればいいのである。

恐らく企業側は「インターン」という名目なら早い段階で選考ができてしまうからそういう形をとっている。(一応正式な選考のスタートは○月からじゃないとダメ的なルールがあった気がする。)

なんかこの辺にいつももやもやするんだよなあ。

あめを



インターンシップと言えば映画の「インターンシップ」が面白いので見てみてね。

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この記事を書いた人

都内のIT企業に勤める20代の平凡なサラリーマン。
節約・貯金が得意。
映画、読書、サウナが好き。
たまに有益な情報を書きます。

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